表参道ヒルズに行ってきました。 前評判が悪かったのであまり期待してなかったのですが、親切で落ち着いた建物でなかなか好印象でした。 親切だと感じたのは、 1 随所にあった作り付けのベンチ。 荷物の整理をしたい時や疲れたときなんかに、ちょっと休める場所。 内装の壁は基本的にむき出しのコンクリートなのですが、ベンチは木でできていて 明るい木肌にグレーがのせてあって、グレーとベージュの中間の色になっていました。 ちょっといい感じでした。 2 番地をふるように、ショップスペースごとにアルファベットと数字が割り当てられていたこと。 広い商業施設って迷子になりやすいから便利。 特にこの建物は、通路が緩い坂になっていて、エスカレーターやエレベーターを使わずに上のフロアや下のフロアに行けるので、自分がどのフロアにいるのかすぐわからなくなりそうです。 入ってる店舗もバンバン変わりそうな気もしますし。 3 段差が少ない事。 緩やかな坂(スロープ?)が基本なので、込みすぎてなければ車椅子でのショッピングにも良さそうです。 4 ガラス張りの喫煙ブースがあったこと。 全館禁煙なのかな? 嫌煙家にとっては嬉しい限りです。 5 表参道の緩やかな勾配が、流れる水によって視覚化されていたこと。 表参道ヒルズと道の間に、細い溝があって水が流れています。 「あー、ここは坂だったんだな」と、再確認。 川上が青山方面。川下が原宿方面。 地形をわかりやすく印象付けてくれていて、これから表参道で道に迷うことが少なくなりそうな気がします。 以上、表参道ヒルズを一目見た感想を挙げてみました。 もちろん、いい面ばかりではなく、嫌に感じる面もあるにはあったのですが その大部分は、オープンしたてでぎくしゃくとんがっていただけであって、時間が解決してくれる問題のように思いました。 ただ、今さらながら、安藤忠雄さんではなく、隈研吾さんがやったらもっと面白かったんじゃないかな、と思ってしまった。 私は、隈研吾さんの建物は馬頭の広重美術館しか見たことがなく、それもあまりいい印象ではなかったのですが、あんな建物が東京のど真ん中、しかも同潤会アパート跡という歴史を感じる土地にあったらすごくかっこいいと思う。 馬頭の美術館は田舎にあったから負けちゃってる印象を受けてしまったけど(だって、近所の農家の農具置き場のがかっこいいんだもの)、都会にあったらすげーかっこいい。 追伸 馬頭広重美術館の写真はここが豊富です。 http://tenplusone.inax.co.jp/archive/touhoku/tohoku005.html 写真写りいいですね。この五十嵐太郎Photo Archivesもお気に入りにいれておきましょう。 どうでもいいけど、栃木県が東北エリアに分類されているのが気になってしまいます。 栃木県は一応関東ですよ。
by antliondiary
| 2006-02-12 14:08
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