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オウム真理教

オウム真理教の事件からもう10年たっている。それ以上か。
あの頃の異様な空気、熱狂、非難、好奇の視線。
「ああ言えばじょーゆー」なんて言葉が流行語になった。
“バカそうな質問を繰り返すマスコミのバカさ加減”
を露呈させるじょーゆーの弁舌に快感を覚えながらも
マスコミの策略にまんまとはまっている自分に嫌悪感を感じていた。

そんな時代を思い出した。

様々な言説が飛び交う中、一際私の印象に残っている二人の方のことを書きたい。
フランソワーズ・モレシャンさんと五十嵐太郎さん。

モレシャンさんはファッション関係の方。ファッションエッセイストというのだろうか。
そのモレシャンが、何かの番組でオウム真理教について意見を求められたとき
「あの衣装はとても機能的で美しいと思います。」
と、一言ご自分の専門分野に関してのみコメントを残していた。
きっぱりとした態度で、爽やかな風が吹いたように感じたのを覚えている。

建築評論家の五十嵐さんは「新宗教と巨大建築」という著書の中で
「オウム真理教の建築物(サティアン)の素っ気無さ、殺風景さは
建物の美しさによる権威付けを必要としていない宗教であることを現している」
といった主旨のことを書いていた。
サティアンの「非人間性」を巡る言説が主流だった中、的を射た適切な指摘だったと思う。

私はこの二人のような視点を持てる人になりたいと思う。
何もオウムのやった事を擁護したいのではない。
何か大事件が起きたときに“坊主憎けりゃ袈裟まで憎し”的な感覚に陥らず
評価できる事をきちんと評価し、自分の専門外の発言を無闇にしない。
こんな態度を見習いたいし、忘れたくないと思う。
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by antliondiary | 2005-06-30 14:36

ブログを作ってみました。

どうなることやら。。。
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by antliondiary | 2005-06-15 09:29